フィットネスガーデン馬橋(継承クラブの再生事例)

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2015年4月にオープンした継承クラブの再生事例である。
場所はJR常磐線、馬橋。

 施設面積は約900坪、複合施設の2,3階に位置する。
既存は1階スーパー、4階はカルチャー的テナント、上階は
11階までワンルームマンションが100戸以上ある馬橋
ではランドマーク的な施設。 大規模で築20年も経つため
設備更新もかかり資本力と運営力が問われる難しい案件
である。

建物全体は一般財団法人 首都圏不燃公社が購入、
運営を首都圏健康福祉公社が行うこととなった。フィット
ネス運営の企画、アドバイザリーとしてウェルビージャパン
が担当。 計画においてはOLC含め3社で進めていった。

総合クラブではない集合体
 この事業全体のキーはフィットネス施設にある。市場調査の
結果、この地域にはスイミング以外のスクール需要も大きい。
体操、空手、ダンス、などの需要である。さらに女性専用の
サーキットや高齢者、そしてホットヨガの需要もある。
 これらの会員はホットヨガスタジオなどの単機能クラブ
だから参加するわけで、総合クラブのうっとうしさを敬遠する
傾向がある。そのため、単機能クラブが集まっているような
施設の構成、デザインを目指したのである。

 ゾーニングとしては3階と4階で性格の違う2つのクラブが
共存しているよう計画。 
3階を大人専用の温浴付フィットネス、
4階をスクール、サーキット、ホットヨガの単機能クラブの集積
とし会員種別を明確にわけた。
受付も3,4階に設置、メンバーの交錯を避けている。 

コンセプト:フィットネスガーデン
 公社が運営するという性格上、地域社会に対する健康施設
の提供という主旨もあり、気軽に参加できる想いをこめて
フィットネスガーデンという名称、コンセプトで設計が進めた。

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3階はガーデンに建つゲストハウスをイメージ
さまざまな木の質感を使っている。レセプションは木をベースに
天井に黒と照明で軸線を強調、ステイタス感を演出。 
ロッカー、浴室にもさまざまな木調を配し、リラックスできるスパ
空間としている。  
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ジムエリアは芝生のガーデン、グリーンと土
をカラースキムとしている。 

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4階はガーデンフィールド
グリーン、太陽のオレンジ、花のムラサキをちりばめ、開放的
で明るい構成演出とした。オープンな体操エリアは天井を
取り払い高さを4m近く確保している

多様な機能を時間帯に応じて効率よく使える運営形態を
形にした、ありそうで無かったクラブとなっている。

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